研究助成
2021年度 ライフサイエンス研究助成
Na+チャネル型の新規の温度受容体が温度を受容する仕組みの解明
研究題目 | Na+チャネル型の新規の温度受容体が温度を受容する仕組みの解明 |
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年度/助成プログラム | 2021年度 ライフサイエンス研究助成 |
所属 | 甲南大学 理工学部生物学科 |
氏名 | 太田 茜 |
キーワード | 線虫 / 温度応答 / 温度受容体 / DEG/ENaC |
研究結果概要 | これまでの線虫C. elegansを用いた温度応答の解析から、メカノ受容体DEG/ENaCであるDEG-1が温度受容に関与することが示されていた。本研究では、DEG-1以外の新たな温度感受性DEG/ENaCを同定し、その電気生理学的解析が行い、温度に応答することを見つけた。さらに、DEG/ENaC以外の温度情報伝達分子として、3量体Gタンパク質に関連した分子が発見され、そのナル変異体や機能獲得型変異体においても温度受容ニューロン温度応答性の低下が観察された。 |
公表論文 | G protein-coupled receptor-based thermosensation determines temperature acclimatization of Caenorhabditis elegans Nature commun., 15: 1660, 1-13, 2024 Temperature acclimation: Temperature shift induces system conversion to cold tolerance in C. elegans Neuroscience Research, 194, 1-6, 2023 Head-tail-head neural wiring underlies gut fat storage in C. elegans temperature acclimation PNAS, 119, 32, e2203121119, 1-9, 2022 |
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