研究助成
2021年度 医学系研究助成(精神・神経・脳領域)
レム睡眠の神経メカニズム解明とその破綻がマウス脳機能に与える影響の解明
研究題目 | レム睡眠の神経メカニズム解明とその破綻がマウス脳機能に与える影響の解明 |
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年度/助成プログラム | 2021年度 医学系研究助成(精神・神経・脳領域) |
所属 | 東京大学 理学系研究科生物科学専攻 |
氏名 | 柏木 光昭 |
キーワード | マウス / レム睡眠 / ノンレム睡眠 / 化学遺伝学 / アデノ随伴ウイルス |
研究結果概要 | 睡眠は心身の健康に重要な役割を果たす。日本では睡眠不足による経済損失が年間約15兆円にも上るとする試算もある。睡眠への有効な介入方法の開発に資する睡眠のメカニズム解明は神経科学における重要な課題の一つである。 申請者はこれまでに、マウス脳幹でレム睡眠の制御に重要な脳領域を発見した。本研究ではこのレム睡眠制御細胞を起点として、レム睡眠の神経回路メカニズムの解析を行った。その結果、レム-ノンレム睡眠の制御に重要な神経回路を複数発見した(柏木ら、査読中)。本結果をもとに、今後数か月から1年といった長期間にわたりマウスの睡眠パターンを変化させることができることが期待される。これらのマウスの行動であったり、脳内の分子動態であったり、神経回路の活動パターンや接続の変化を観察することで、長期的な睡眠の変化が個体にどのような影響を及ぼすか検証できる可能性が期待される。 |
公表論文 |
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