研究助成

2021年度 医学系研究助成(感染領域)

免疫エフェクター細胞を用いたアスペルギルス症の新規治療法の開発

研究題目 免疫エフェクター細胞を用いたアスペルギルス症の新規治療法の開発
年度/助成プログラム 2021年度 医学系研究助成(感染領域)
所属 長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 臨床感染症学
氏名 髙園 貴弘
キーワード A. fumigatus / 侵襲性肺アスペルギルス症 / 免疫エフェクター細胞 / Vγ9Vδ2 T 細胞
研究結果概要 γδT細胞の効果を、薬剤耐性菌を含むA. fumigatusや他のアスペルギルス属、ムーコル属の菌種に対して、in vitroでの殺菌効果を認めた。(一部のムーコル菌種には無効であった)また、作用には直接接触が必要であることと、脱顆粒による作用であることが推定された。現在、in vivoの実験が進行中である。
公表論文 Human Vγ9Vδ2 T cells exhibit antifungal activity against Aspergillus fumigatus and other filamentous fungi. Microbiology Spectrum 2024 Apr 2;12(4):e0361423.