研究助成
2021年度 医学系研究助成(精神・神経・脳領域)
腸内細菌叢によるエクオール産生に着目した脳卒中発症予防機構の解明
研究題目 | 腸内細菌叢によるエクオール産生に着目した脳卒中発症予防機構の解明 |
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年度/助成プログラム | 2021年度 医学系研究助成(精神・神経・脳領域) |
所属 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター 脳神経内科 |
氏名 | 服部 頼都 |
キーワード | エクオール / 心原性脳塞栓症 / 心房細動 |
研究結果概要 | 大豆イソフラボン代謝産物であるエクオールには冠動脈疾患に対する予防効果がある。よって、脳卒中の発症とその神経学的予後に対するエクオール産生状態の影響を調べることを目的とした。健常者と虚血性脳卒中患者のエクオール産生者の割合に有意差はなかった。しかし、心原性脳塞栓症はエクオール産生者の有病率の低さと有意に関連していた(調整オッズ比[aOR]0.44、95%信頼区間[CI] 0.20-0.94)。左房容積指数はエクオール非生産者でより高いことが観察され(46.3±23.8 vs. 36.0±11.6 mL/m2、p = 0.06)、左房機能障害があることを示唆した。エクオール非生産者はエクオール生産者よりも心房細動の有病率が有意に高かった(27.5%[22/80] 対13.3[8/69]、p = 0.04)。さらに、エクオール生産者は退院時に有意に良好な機能的転帰を示した(aOR:2.79、95%CI:1.06-7.30)。エクオールは心原性脳塞栓症や心房細動などの心房機能障害のリスクを減少させ、虚血性脳卒中後の神経学的予後を改善することを目的とした介入の有望な候補である。 |
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