研究助成
2021年度 医学系研究継続助成(基礎)
転写メディエーター複合体CDKモジュールのリン酸化制御機構の解明
研究題目 | 転写メディエーター複合体CDKモジュールのリン酸化制御機構の解明 |
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年度/助成プログラム | 2021年度 医学系研究継続助成(基礎) |
所属 | 神戸大学医学研究科 生理学・細胞生物学講座 |
氏名 | 今崎 剛 |
キーワード | クライオ電子顕微鏡 / X線結晶構造解析 / 分子機構 |
研究結果概要 | ヒト転写因子複合体メディエーターCDKモジュールの基質認識機構解明についてはクライオ電子顕微鏡解析へ条件検討中である。本研究で提案した手法、クライオ電子顕微鏡解析を用いてCAMSAP2による微小管核形成機構の解明を行った。CAMSASP2が相分離を経て微小管核形成を行い微小管ネットワークを形成する様子をクライオ電子顕微鏡による高分解能観察や、TIRF (全反射照明蛍光顕微鏡)顕微鏡によるリアルタイム観察で明らかにした。また本研究で提案した手法、X線結晶構造解析によりKinesin-4による微小管伸長制御機構の研究を行った。Kinesin-4-チューブリン複合体のX線結晶構造解析に成功し、Kinesin-4が微小管末端の角度を調節することにより、微小管伸長制御を行う機構の解明に成功した。それぞれ国際誌 eLife に出版した。 |
公表論文 | CAMSAP2 organizes a γ-tubulin-independent microtubule nucleation centre through phase separation, eLife, 2022, e77365 DOI: 10.7554/eLife.77365 Structural model of microtubule dynamics inhibition by kinesin-4 from the crystal structure of KLP-12 –tubulin complex, eLife, 2022, e77877 DOI: 10.7554/eLife.77877 |
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