研究助成
2021年度 医学系研究継続助成(がん領域(臨床))
骨髄性白血病に対するミトコンドリアをターゲットとした新薬開発
研究題目 | 骨髄性白血病に対するミトコンドリアをターゲットとした新薬開発 |
---|---|
年度/助成プログラム | 2021年度 医学系研究継続助成(がん領域(臨床)) |
所属 | 東海大学 医学部基盤診療学系臨床検査学 |
氏名 | 後藤 和人 |
キーワード | 骨髄性白血病 |
研究結果概要 | 申請者が独自に作成した血球特異的p32部分欠損マウスより骨髄幹細胞をソーティングし、白血病化させるための遺伝子(MLL-AF9)を導入した。野生型マウスに放射線照射し、白血病化させた野生型白血病細胞とp32欠損白血病細胞を移植した。野生型白血病細胞を移植したマウスよりp32欠損白血病細胞を移植したマウスのほうが長期に生存した。 申請者らがこれまでにマウス骨髄樹状細胞で代謝産物の解析を行った結果、150種類以上の中央代謝経路の代謝産物・50種類以上の脂質を測定可能であった。同様の方法を用いて、マウスに移植した白血病細胞をソーティングして、マウス白血病細胞の代謝産物の測定をした。ペントースリン酸経路・TCAサイクルにかかわる代謝産物がp32欠損白血病細胞で減少しており、逆に解糖系・グルタミノリシスに関連する代謝産物が増加していた。 |
公表論文 | Mitochondrial reactive oxygen species are essential for the development of psoriatic inflammation. Frontiers in Immunology, 12(71), 714897, 2021年 Attenuating effect of Chlorella extract on NLRP3 inflammasome activation by mitochondrial reactive oxygen species. Frontiers in Nutrition, online, 2021年 |
-
研究助成対象者
データベース -
応募方法に
ついて -
初めての方はこちら
マイページを
取得する -
既にマイページを取得済みの方はこちら
マイページへ
ログイン
応募申請はマイページからお願いします。