研究助成
2022年度 医学系研究助成(臨床)
体液性因子による内臓脂肪-副腎連関に着目したアルドステロン過剰分泌機構の解明と治療標的の探索
研究題目 | 体液性因子による内臓脂肪-副腎連関に着目したアルドステロン過剰分泌機構の解明と治療標的の探索 |
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年度/助成プログラム | 2022年度 医学系研究助成(臨床) |
所属 | 日本大学医学部 内科学系腎臓高血圧内分泌内科学分野 |
氏名 | 小林 洋輝 |
キーワード | 原発性アルドステロン症 / 特発性アルドステロン症 / プロテオミクス / 病型分類 |
研究結果概要 | 原発性アルドステロン症(PA)は、片側性アルドステロン産生腺腫(APA)と両側副腎過 形成による特発性アルドステロン症(IHA)に分類されるが、IHAの病因は不明である。本 研究では、IHAに特徴的な血中蛋白(体液性因子)を同定し、内臓脂肪量とアルドステロン 分泌(PAC)との関係に着目し、脂肪由来因子が副腎機能に与える影響を検討した。日大で 診断されたAPA、IHA、EH各40例の血清を用い、約7500種の蛋白をSomaScanで測定し 、PACや脂肪量との相関解析、Pathway解析を行った。東京科学大学のPA患者をValidation cohortとし、APAとIHA間で有意差を示した5種類の蛋白は再現されなかったが、PAとEH間 で有意差のあった約300種のうち30種は再現された。今後はELISAによる技術的validationや in vitro実験で同定蛋白の機能解析を進める予定である。 |
公表論文 |
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