研究助成
2022年度 医学系研究助成(精神・神経・脳領域)
薬物依存における新規依存形成メカニズムの解明
研究題目 | 薬物依存における新規依存形成メカニズムの解明 |
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年度/助成プログラム | 2022年度 医学系研究助成(精神・神経・脳領域) |
所属 | 大阪大学 大学院医学系研究科神経細胞生物学講座 |
氏名 | 臼井 紀好 |
キーワード | 覚せい剤 / メタンフェタミン / 依存 |
研究結果概要 | 本研究は薬物依存の新規治療標的の同定に挑戦する医学系研究である。薬物をはじめとする依存のメカニズムについてはこれまでも研究されてきたが、依存の形成過程におけるメカニズムについては未解明な部分も多く、依存に対する有効な治療法は未だ確立されていない。本研究では薬物応答因子として同定した遺伝子Xに着目し、薬物依存における新規依存形成メカニズムを明らかにすることを目的とした。本研究において、我々は遺伝子Xのノックアウトマウスでは覚せい剤に対する応答性と嗜好性が著しく低下することを見出した。また、トランスクリプトーム解析によって、遺伝子X特異的な標的候補シグナルと遺伝子群を同定した。これらの知見が依存の形成過程における新規メカニズムの解明に繋がると考え、現在も詳細な実験を行っている段階である。 |
公表論文 | Nakama N, Usui N, Doi M, Shimada S. Early life stress impairs brain and mental development during childhood increasing the risk of developing psychiatric disorders. Progress in Neuro-Psychopharmacology and Biological Psychiatry 126:110783, 2023. |
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