研究助成
2022年度 高等学校理科教育振興助成
地表付近の地電流の測定(2年目)
研究題目 | 地表付近の地電流の測定(2年目) |
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年度/助成プログラム | 2022年度 高等学校理科教育振興助成 |
所属 | 茨城県立土浦第三高等学校 |
氏名 | 松本 現 |
キーワード | 地電流 / 電気抵抗 / 直流電流 / 振動検出 / 土壌含水量 |
研究結果概要 | 地震時に地中の電気抵抗が変化するという仮説に基づき、鉄杭を打ち込み地電流を常時測定した。1年目は直流電流を用いたが、電極の劣化や断線などの問題が発生し、2年目には交流電源や空中配線、長尺ケーブルの導入などの改良が加えられた。室内実験では、振動や水分量の増加により電気抵抗が下がることが確認され、仮説の妥当性が示唆された。しかし実地での交流電源による測定では常時ノイズが多く、地震による明確な変化は捉えられなかった。一方で、直流では地震の瞬間に抵抗値の変化が記録されており、現時点では直流方式の方が有効と考えられる。ただし、電極の劣化など課題も残っており、改良の余地がある。 |
公表論文 |
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