研究助成
2022年度 高等学校理科教育振興助成
高等学校「生物」におけるNGS(次世代シーケンサー)を活用した実践的な授業法の研究
研究題目 | 高等学校「生物」におけるNGS(次世代シーケンサー)を活用した実践的な授業法の研究 |
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年度/助成プログラム | 2022年度 高等学校理科教育振興助成 |
所属 | 貞静学園中学校・高等学校 |
氏名 | 大倉 香人 |
キーワード | ナノポアシーケンサー / 遺伝子 / DNA |
研究結果概要 | 本研究では、高等学校の教育現場でDNAシーケンスを実演し、遺伝情報の存在を生徒に実感させることを目指した。そのため、Oxford Nanopore TechnologiesのMinIONを導入し、必要な機器を揃えて解析を試みた。しかし、MinIONのセンサー部が高価で保存期限が短いために継続的な使用が難しく、また解析には高スペックPCが必要で、予算の制約が大きかった。加えて、為替や物価高の影響で高校レベルでの運用は困難だった。この結果、コストの面で業者委託による塩基配列解析のほうが現実的との結論に至った。ブラックボックス化の解消という目標には課題が残るが、より簡易な手法を活用することで教育現場での遺伝情報の可視化を模索する余地がある。 |
公表論文 |
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