研究助成
2022年度 中学校理科教育振興助成
南極観測を活用した中学校理科教材の開発と探究的な学習のプログラムの研究
研究題目 | 南極観測を活用した中学校理科教材の開発と探究的な学習のプログラムの研究 |
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年度/助成プログラム | 2022年度 中学校理科教育振興助成 |
所属 | 筑波大学附属中学校 |
氏名 | 新井 直志 |
キーワード | 南極観測 / 探究的な学習 / 中学理科教材 / 南極の氷 / 食物連鎖 |
研究結果概要 | 南極観測データは、過去から現在までの地球変動とそのメカニズムの解明につながり、地球の将来や人類の未来に大きく関わる。しかしながら、南極観測や南極については、中学校教育にほとんど関りはない。中学校理科教育に南極観測に関する教材を組み込むには、まず生徒の興味関心を高めることが必要であり、教材開発にあたっては南極観測隊に参加した本校卒業生や筑波大学教員、極地研などの協力を得ながら、南極観測に関する教材開発を行い、授業実践を通してその有効性等について検討した。 「南極教室」を通して観測隊員と直接交流することにより、遠い存在であった南極についての関心が高まり、多くの疑問を持ち、南極について知りたい、調べてみたいという探究心が芽生えた。また、中学生が興味関心を持ちながら探究的に学習を進めていく学習教材としては、「南極の氷に含まれる気体」と「南極の生物と食物連鎖」が有効であることが分かった。いずれも、第2分野「自然と人間」(ア)生物と環境の中で実施可能だが、「氷」については第1分野「物質のすがた」「水溶液」「状態変化」、「生物」については第2分野「生物の体の共通点と相違点」との学習も考えられる。 |
公表論文 |
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