研究助成
2023年度 武田報彰医学研究助成
自己抗原の包括的理解による自己免疫疾患の病因解明と治療基盤構築
| 研究題目 | 自己抗原の包括的理解による自己免疫疾患の病因解明と治療基盤構築 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 武田報彰医学研究助成 |
| 所属 | 京都大学 医生物学研究所 病因免疫学 |
| 氏名 | 伊藤 能永 |
| キーワード | 自己抗原 / 自己免疫疾患 / 病原性T細胞 / 自己免疫性関節炎 |
| 研究結果概要 | 自己免疫性関節炎SKGマウスにおける関節炎惹起性T細胞の効率的単離条件を確立するため、マンナン投与後の病変関節浸潤CD4 T細胞を経時的に解析した。CD4 T細胞数はday 10までに約1.2×10^6へ増加し、関節腫脹およびIL-17産生CD4 T細胞割合も同時期にほぼ最大化したため、day 10を最適回収時点と判断した。TCRβレパトア解析ではday 7、day 10とも1万超のclonotypeを認め、関節炎が少数クローンの増殖ではなく、多様な自己反応性T細胞の集積で成立する可能性が示された。そこでday 10腫脹関節由来CD4 T細胞を5匹から分取し、10x Genomics Single Cell 5′ RNA+TCR-seqを実施した。GLIPH2解析により1400超の抗原特異性グループを同定し、発現解析では6クラスター中にRANKL高発現Th17細胞集団を見出した。現在、この病原性プログラムを共有する60クローンを候補化し、TCRレトロジェニックマウスで検証中である。作製済み15クローンではほぼ全例で関節炎発症を確認し、その他の自己免疫疾患を併発するものも見出した。 |
| 公表論文 |
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