研究助成
2023年度 ライフサイエンス研究助成
制御性単球の分化誘導機構の解明とその知見に基づく分化制御法の開発
| 研究題目 | 制御性単球の分化誘導機構の解明とその知見に基づく分化制御法の開発 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 ライフサイエンス研究助成 |
| 所属 | 東京薬科大学 生命科学部 免疫制御学研究室 |
| 氏名 | 池田 直輝 |
| キーワード | 制御性単球 / 炎症抑制 / 組織修復 |
| 研究結果概要 | 申請者はこれまでに、感染や組織傷害時の緊急造血で出現する「制御性単球」と、そのヒト対応細胞であるCXCR1陽性CD14陽性単球を同定し、炎症収束・組織修復における重要性を明らかにしてきた。これらの知見を基盤として、制御性単球を標的とした新規炎症性疾患治療法の開発を目指し、研究を継続している。本研究では、その基盤構築を目的として、制御性単球の分化を制御する転写因子および分化誘導因子の同定・機能解析を進めた。 転写因子の解析では、制御性単球に高発現する候補因子について機能解析を行った。その結果、前駆細胞における過剰発現により制御性単球への分化が促進される一方、欠損マウスでは制御性単球分化が著しく抑制されることを見出した。本成果については現在論文投稿準備を進めている。一方、分化誘導因子の解析では、炎症局所で増加するサイトカインを対象としたスクリーニングを実施した。その結果、これまでに同定したG-CSFに加え、新たに4種類の制御性単球分化誘導因子を同定した。現在、ex vivo制御性単球誘導系の構築を進めており、将来的な制御性単球移植による新規治療法開発への応用を目指している。 |
| 公表論文 |
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