研究助成
2023年度 ライフサイエンス研究助成
アミロイドベータに着目したうつ病発症の新規メカニズムの解明
| 研究題目 | アミロイドベータに着目したうつ病発症の新規メカニズムの解明 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 ライフサイエンス研究助成 |
| 所属 | 岡山理科大学 理学部・臨床生命科学科・臨床分子遺伝学研究室 |
| 氏名 | 橋川 直也 |
| キーワード | アミロイドβ / うつ病 / 抗体医薬 / 細胞膜透過ペプチド / 経鼻投与 |
| 研究結果概要 | 本研究では、社会的敗北ストレス負荷マウスを用いて、うつ様状態におけるアミロイドβ(Aβ)の関与について解析を行った。その結果、ストレス負荷により海馬内Aβ量が増加すること、さらに抗Aβ抗体投与によりうつ様行動が改善傾向を示すことを見出した。これらの成果は学会発表を行い、Aβを標的とした新たなうつ病治療戦略の可能性を示した。また、本研究を通じて「抗体を中枢神経系へ効率的に送達する技術」の重要性が明確となったため、研究を発展させ、細胞膜透過ペプチド(CPP)を用いた抗体医薬の経鼻脳内送達技術の開発を進めた。その結果、CPPと抗体を混合することで抗体の脳脊髄液移行が可能となることを見出し、関連成果を論文として公表した。本助成研究は、Aβを標的とした中枢抗体治療研究および抗体脳内送達技術の基盤形成に貢献した。さらに現在は、抗Aβ抗体や神経変性疾患関連抗体への応用を視野に入れ、より高効率なCPP設計およびDDS技術の最適化を進めている。 |
| 公表論文 |
L17E cell-penetrating peptide enhances intranasal delivery of IgG to the cerebrospinal fluid in mice. Neuroscience Letters 874: 138521, 2026. |
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