研究助成
2023年度 医学系研究助成(精神・神経・脳領域)
患者iPS細胞由来運動ニューロンを用いた筋萎縮性側索硬化症の病態解明と治療薬候補の検証
| 研究題目 | 患者iPS細胞由来運動ニューロンを用いた筋萎縮性側索硬化症の病態解明と治療薬候補の検証 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 医学系研究助成(精神・神経・脳領域) |
| 所属 | 愛知医科大学 ALS治療研究開発部門 |
| 氏名 | 藤内 玄規 |
| キーワード | 筋萎縮性側索硬化症 / iPS細胞 / 運動ニューロン / ゲノム創薬 |
| 研究結果概要 | 本研究では、孤発性筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病態解明と治療薬候補の検証を目的として、患者由来iPS細胞から運動ニューロン(iPSC-MN)を分化誘導し、経時的な表現型解析および遺伝子発現解析を進めた。蛍光標識を用いた神経突起の可視化と長期培養系を整備し、患者由来iPSC-MNにおける神経突起伸長、退縮、細胞障害性などを評価可能な実験系を確立した。また、ALS患者コホートのゲノム情報および公共データベースを用いたin silico解析により、ALS病態を改善し得る複数の既存薬・薬剤経路を抽出した。候補薬剤については、iPSC-MNsを用いた薬剤添加実験を進め、神経突起形態や細胞障害性への影響を検討している。さらに、薬剤応答に伴う分子変化を明らかにするためRNA-Seq解析を実施し、ALS病態関連遺伝子発現の変化と薬剤による改善効果を統合的に解析中である。本研究で構築した評価系は、ALS病態の理解と新たな治療薬候補の探索に有用であると考えられる。 |
| 公表論文 |
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