研究助成
2023年度 医学系研究助成(臨床)
尿細管上皮細胞をターゲットとした新規の糖尿病性腎臓病治療薬の開発
| 研究題目 | 尿細管上皮細胞をターゲットとした新規の糖尿病性腎臓病治療薬の開発 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 医学系研究助成(臨床) |
| 所属 | 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科医歯学専攻器官システム制御学講座腎臓内科学分野 |
| 氏名 | 森 雄太郎 |
| キーワード | 慢性腎臓病 / 糖尿病性腎臓病 / 細胞老化 / 細胞老化随伴分泌現象 |
| 研究結果概要 | 患者摘出腎由来の尿細管オルガノイドを用いて、慢性腎臓病・糖尿病性腎臓病の共通病態とされる細胞老化を抑制・逆転する薬剤を発見した。 また、患者摘出腎由来オルガノイドを用いて、シスプラチンの反復刺激により、人工的に細胞老化を引き起こし、炎症・線維化の進展などの細胞老化随伴分泌現象を観察できる、ヒト由来細胞をベースとした慢性腎臓病の病態再現を行うことができるプラットフォームを開発し、論文として発表した。 また、関連研究として紅麹コレステヘルプ・プベルル酸による腎機能障害のメカニズム解明を行った。近位尿細管上皮細胞のミトコンドリア障害とそれに続くネクローシスがその本質的な病態であることを突き止め、論文として報告を行った。 今後発見した新規薬剤とこれまで着目していた薬剤について動物モデルでの糖尿病性腎臓病に対する治療効果についての検証を行っていく予定である。 |
| 公表論文 |
1. Development of Adult Renal Tubular Organoids from Different Human Individuals in a Single Medium. JMA Journal 8(1):191-197, 2025. 2. A Human Kidney Tubuloid Model of Repeated Cisplatin-Induced Cellular Senescence and Fibrosis for Drug Screening. Advanced Healthcare Materials 15(7):e01795, 2026. 3. The Pathophysiological Mechanism of Beni-koji Choleste-Help or Puberulic Acid-Induced Kidney Injury. Kidney International Reports 11(4):103793, 2026. |
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