研究助成
2023年度 医学系研究助成(精神・神経・脳領域)
ミクログリア由来のマイクロベシクルによる接触性皮膚炎に対する制御機構の解析
| 研究題目 | ミクログリア由来のマイクロベシクルによる接触性皮膚炎に対する制御機構の解析 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 医学系研究助成(精神・神経・脳領域) |
| 所属 | 山梨大学 山梨 GLIA センター |
| 氏名 | 坂井 謙斗 |
| キーワード | ミクログリア / 細胞外小胞 / マイクロベシクル / 接触性皮膚炎 / 脳‐皮膚相関 |
| 研究結果概要 | 本研究では、ミクログリア由来のマイクロベシクル(MV)を介した「脳‐皮膚相関」の実態解明を目的として、接触性皮膚炎モデルを中心に解析を行った。ミクログリアを可視化できる Iba1-GFP および CX3CR1-GFP マウスを用い、2 光子顕微鏡による in vivo イメージングを実施した。その結果、LPS による急性炎症モデルおよび DNFB 誘導性接触性皮膚炎モデルにおいて、脳血管内に約 1 μm の GFP 陽性小胞が観察された。さらに、PLX5622 によるミクログリア除去条件下では当該小胞が著明に減少したことから、これらの小胞がミクログリア由来 MV である可能性が示唆された。また、DNFB 誘導性接触性皮膚炎モデルにおいて、ミクログリア除去により自発ひっかき行動が減少傾向を示した。以上より、ミクログリアが MV 放出を介して末梢炎症や痒み応答に関与している可能性が示唆された。現在は、MV の単離および機能解析を継続している。 |
| 公表論文 |
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