研究助成
2023年度 医学系研究助成(基礎)
受容体型チロシンキナーゼCD135陽性新規単球による代謝-免疫連関の解明
| 研究題目 | 受容体型チロシンキナーゼCD135陽性新規単球による代謝-免疫連関の解明 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 医学系研究助成(基礎) |
| 所属 | 東京薬科大学 生命科学部 生命医科学科 幹細胞制御学 |
| 氏名 | 横田 明日美 |
| キーワード | 単球 / 代謝 / 細胞分化 |
| 研究結果概要 | 本研究では、申請者らが同定したCD135陽性単球について、絶食負荷時に増加する機序と機能的意義の解明を目指した。絶食時には、MDP-cMoP-CD135陰性単球の分化経路が抑制される一方、MDP/CDPの増加によりCD135陽性単球が増加することが明らかとなった。この変化はグルコース摂取により解除された一方で、脂肪酸やアミノ酸摂取によっては完全に解除されず、グルコース利用制限が主要因と考えられた。また絶食時には骨髄細胞数の減少および前駆細胞のリボソーム生合成経路の低下と共に、脂質利用へと代謝経路がシフトしており、単球造血経路が絶食時に特異的な代謝モードへ移行している可能性が示された。また、CD135陽性単球は絶食下のグルコース利用制限下においてもCD135陰性単球と比較して生存優位性を示す可能性、さらにInterferon経路の活性を維持していることが明らかとなった。興味深いことにCD135陽性単球は絶食負荷後の再給餌によって速やかにCD135陰性単球へ転換することが観察されたことから、CD135陽性単球は代謝ストレス下における単球機能のリザーバーとして働く可能性が示唆された。 |
| 公表論文 |
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