研究助成
2023年度 医学系研究助成(基礎)
グルタミノリシス制御による造血幹細胞の自己複製分裂
| 研究題目 | グルタミノリシス制御による造血幹細胞の自己複製分裂 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 医学系研究助成(基礎) |
| 所属 | 熊本大学 国際先端医学研究機構・幹細胞ストレス学講座 |
| 氏名 | 梅本 晃正 |
| キーワード | 造血幹細胞 / グルタミノリシス |
| 研究結果概要 | 本研究では、骨髄造血再生期における造血幹細胞の自己複製分裂制御機構の解明に取り組んだ 。まず、骨髄造血再生期の骨髄液中に上昇する代謝物に着目し、選抜した代謝物を適切な比率で添加することで、低い細胞内グルタミン酸レベルを維持したまま造血幹細胞の分裂を誘導され、機能的なマウス造血幹細胞の増幅に成功しました 。さらに、単一細胞レベルの解析等により、GDH阻害による幹細胞性維持効果が堅牢なJAK-STATシグナル活性に依存することを明らかにしました 。GDHがSTAT5aと相互作用してその酵素活性に応じた結合を制御し、幹細胞の運命決定に寄与するという、代謝とサイトカインシグナルの新たな機能的連環を提示しています 。最終的に、このGDH阻害下の培養条件を最適化することで、30日間以上の長期培養を可能にし、体外で機能的なマウス造血幹細胞を500倍以上増幅することに成功しました 。 |
| 公表論文 | 該当なし |
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