研究助成
2023年度 医学系研究助成(感染領域)
HIV感染症の機能的治癒を目指した新規治療法の確立
| 研究題目 | HIV感染症の機能的治癒を目指した新規治療法の確立 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 医学系研究助成(感染領域) |
| 所属 | 国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター |
| 氏名 | 松田 幸樹 |
| キーワード | HIV潜伏感染 / HIVリザーバー |
| 研究結果概要 | 本研究では、Block & Lock薬(LPA)によるHIV潜伏感染細胞(リザーバー細胞)の完全な潜伏化(deep latency)を目指した新規治療法確立を目的とし、新規LPAの探索およびin vitro評価系を用いた潜伏感染細胞活性化剤(LRA)とLPAを併用した多段階的治療プロトコルの評価を行なった。HIV潜伏感染細胞株J-Lat10.6細胞を用いて新規LPAの探索を実施、Chordia Therapeutics社より提供を受けた化合物ライブラリーからLPA候補化合物を見出した。患者体内に残存する多種多様なHIVリザーバーに対し、申請者が有するHIV潜伏感染細胞治療モデルを応用し、第一段階でLRAによる大部分のリザーバー除去(Shock & Kill)、第二段階でLRA不応答性の細胞群に対しLPAによる完全な不活化(Block & Lock)を可能とする多段階的治療モデルを構築し評価した。多段階的治療により大部分のHIVリザーバー細胞の除去と残存リザーバー細胞の不活化が可能であることが示唆された。現在、HIV潜伏感染マウスモデルを用いた活性評価と薬物動態評価の準備を進めている。 |
| 公表論文 |
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