研究助成
2023年度 医学系研究助成(臨床)
Multi-energy CTを用いた副腎腫瘍の非侵襲的な診断手法の確立
| 研究題目 | Multi-energy CTを用いた副腎腫瘍の非侵襲的な診断手法の確立 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 医学系研究助成(臨床) |
| 所属 | 熊本大学 生命科学研究部 放射線診断学講座 |
| 氏名 | 永山 泰教 |
| キーワード | Multi-energy CT / 副腎腫瘍 / 副腎偶発腫 |
| 研究結果概要 | 本研究では、Multi-energy CTを用いた副腎腫瘍の非侵襲的診断手法の確立を目的として、既存の副腎腫瘍画像データおよび関連研究成果の整理、定量評価項目の再検討、装置間比較に向けた解析条件の整理を進めた。脂質含有量を反映する単純CT値・仮想非造影画像、血流・造影効果を反映するヨード密度画像や仮想単色X線エネルギー画像などを組み合わせることで、脂質乏しい腺腫、転移性腫瘍、褐色細胞腫などの鑑別精度を向上させ得る可能性が示唆された。また、スペクトラル解析による脂肪成分やヨード集積の定量評価が、MRIに依存していた一部の鑑別を代替し得る可能性と、その適応範囲および限界について整理した。今後は、臨床実装が進みつつあるフォトン検出器CTにおけるスペクトラル解析の検証を進めるとともに、AIを用いた病変抽出、定量解析、診断支援技術との統合も視野に入れ、装置や撮影条件に依存しにくい定量評価法と実用的な診断アルゴリズムの確立を目指す。 |
| 公表論文 |
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