研究助成
2023年度 医学系研究継続助成(基礎)
マクロファージの極性を制御する炭酸カルシウムナノ粒子とInjectable platelet-rich fibrinを応用した創傷治癒を促進するフィブリンシーラントの開発
| 研究題目 | マクロファージの極性を制御する炭酸カルシウムナノ粒子とInjectable platelet-rich fibrinを応用した創傷治癒を促進するフィブリンシーラントの開発 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 医学系研究継続助成(基礎) |
| 所属 | 日本歯科大学 生命歯学部 口腔外科学講座 |
| 氏名 | 小林 真左子 |
| キーワード | Platelet-rich fibrin / フィブリンシーラント / 炭酸アパタイト / 3Dプリンタ |
| 研究結果概要 | Platelet-rich fibrin(PRF)は、自家血のみを材料とし、成長因子徐放性を有する自家バイオマテリアルである。Injectable PRF(iPRF)は組織欠損部への注入により使用されるが、組織接着性に乏しい点が課題である。 本継続研究では、3Dプリンタを用いて規格化した iPRF シーラントを作製することを目的とし、カスタムメイドの鋳型を作製した。3Dプリンタで作製した鋳型樹脂材料の生体影響について in vitro および in vivo で検討した結果、不適切な後処理が生体適合性および骨修復に悪影響を及ぼすことが明らかとなった。さらに、骨補填材である炭酸カルシウム粒子と iPRF を組み合わせ、フィブリン架橋を促進する iPRF シーラントを作製した。これをマウス頭蓋骨欠損モデルに埋入し、マイクロCTおよび組織学的評価を行ったところ、良好な生体適合性が確認された。以上の結果から、規格化した iPRF シーラントの応用可能性が示唆された。一方で、今後は作製した iPRF シーラントの接着性向上に向けたさらなる改良が必要であると考えられる。 |
| 公表論文 |
1. Tsunoda E, Fujioka-Kobayashi M, Koyanagi M, Inada R, Miyasaka N, Miyasaka A, Satomi T: The effect of custom-made surgical guides for the removal of supernumerary impacted teeth. BMC Oral Health. 26(1):585, 2026. 2. Tsunoda E, Fujioka-Kobayashi M, Koyanagi M, Arai Y, Inomata T, Inada R, Satomi T: The Effect of Shavings from 3D-Printed Patient-Specific Cutting Guide Materials During Jaw Resection on Bone Healing. Materials (Basel). 18(24):5624, 2025. |
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