研究助成
2023年度 ビジョナリーリサーチ継続助成(ホップ)
ダイナミンの疾患型SNVの多階層解析から解明する希少難治性疾患の発症機序
| 研究題目 | ダイナミンの疾患型SNVの多階層解析から解明する希少難治性疾患の発症機序 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 ビジョナリーリサーチ継続助成(ホップ) |
| 所属 | 岡山大学 学術研究院医歯薬学域(医)生化学分野 |
| 氏名 | 竹田 哲也 |
| キーワード | ダイナミン / 難治性疾患 |
| 研究結果概要 | ダイナミンのアイソフォームであるDNM2の疾患型SNVが引き起こす中心核ミオパチー(CNM)を主な対象として、分子・細胞・個体の多階層にわたる統合的解析を実施した。分子レベルでは、CNM変異型ダイナミンが異常に安定化したポリマーを形成し、膜切断活性が亢進することを明らかにした。さらにこの活性亢進の程度が患者の症状重篤度と正の相関を示すことを見出し、分子機能の定量値が臨床表現型を反映しうることを示した。個体レベルでは、CNM型ダイナミンを発現した疾患モデル線虫がミオパチー様の運動異常を呈することを明らかにした。これらの成果により、分子から個体までをつなぐ多階層解析システムが難治性筋疾患の発症機序解明に有効であることが実証された。関連研究としては、DNM2に結合するPacsin 2依存的なN-カドヘリンの内在化が悪性がん細胞の運動挙動を制御することを示し、膜リモデリング機構ががん細胞浸潤においても重要な役割を担うことを明らかにした。 |
| 公表論文 |
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