研究助成
2023年度 高等学校理科教育振興助成
国内の城水堀に生息する野生メダカの遺伝子型分布および遺伝的撹乱の解析について
| 研究題目 | 国内の城水堀に生息する野生メダカの遺伝子型分布および遺伝的撹乱の解析について |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 高等学校理科教育振興助成 |
| 所属 | 京都府立亀岡高等学校 |
| 氏名 | 奥村 昌美 |
| キーワード | ミナミメダカ / 遺伝子解析 / 城水堀 |
| 研究結果概要 | ダカ(本研究におけるメダカは、メダカ種群Oryzias latipes(species)complexを指す。)は、昔から日本で親しまれている小型淡水魚である。環境省レッドデータブックにおいて絶滅危惧Ⅱ類に分類されている。そこで本研究では、国内の城水堀に生息する野生メダカの遺伝子型分布、並びに遺伝子配列を明らかにした。城水堀はヒトの生活圏と近く、鑑賞用メダカが放流されていると予想されるため、ヒメダカ遺伝子移入実態の解析(遺伝的撹乱の解析)を行った。その上で、国内数カ所の水堀に生息する野生メダカの特徴を明らかにした。姫路城及び亀山城のメダカの遺伝子型解析の結果、移入集団やヒメダカとの交雑履歴が示唆された。一方、今治城、松江城、島原城では在来集団の遺伝子型のみが検出された。そのため、遺伝子攪乱は発生していないと推測する。当初城水堀は、鑑賞用メダカが放流されていると予想された。しかし、人が管理しているがゆえに在来集団が守られているとも言える。したがって本研究では、里山が人により管理され自然環境が保全されているように、メダカも人の管理の元、在来集団を保持していることが明らかになった。 |
| 公表論文 |
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