研究助成

2023年度 中学校理科教育振興助成

インクルーシブ教育実現に向けて様々な障害種に対応した肢体不自由生徒が安全にできるマイクロスケール実験の教材開発と実践

研究題目 インクルーシブ教育実現に向けて様々な障害種に対応した肢体不自由生徒が安全にできるマイクロスケール実験の教材開発と実践
年度/助成プログラム 2023年度 中学校理科教育振興助成
所属 筑波大学附属桐が丘特別支援学校
氏名 山田 一幸
キーワード 肢体不自由 / マイクロスケール実験 / インクルーシブ教育 / ユニバーサルデザイン / 障害種
研究結果概要 本研究では、山田・荻野(2024)が示した「器具の変更」「操作の変更」「情報の整理」の三観点に基づき、肢体不自由のある生徒が安全かつ主体的に取り組めるマイクロスケール実験教材の開発と実践を行った。具体的には、軽量で破損時の危険が少ないプラスチック製器具の活用、器具の縁取りや色分けによる視認性の向上、3Dプリンターを用いた把持補助具・固定具の作製、さらに筋疾患のある生徒に対するスタンド固定など、障害特性に応じた調整を行った。これにより、安全性と操作性の両立に加え、実験参加のしやすさを高める教材設計の有効性が示唆された。本成果は、多様な障害種に対応した理科教材開発を進めるうえでの実証的基盤となる。
公表論文