研究助成
2024年度 高等学校理科教育振興助成
環境DNAを活用した生物部による駒場の生物多様性調査
| 研究題目 | 環境DNAを活用した生物部による駒場の生物多様性調査 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2024年度 高等学校理科教育振興助成 |
| 所属 | 筑波大学附属駒場高等学校 |
| 氏名 | 宇田川 麻由 |
| キーワード | 環境DNA / 生物多様性 / 生物部 / 水田 / ミナミメダカ |
| 研究結果概要 | 本研究では筑波大附属駒場高等学校生物部に環境DNA調査を行わせ、駒場の生物多様性調査を実施した。また水田側溝に生息するメダカの遺伝的系統についても検討した。(株)生物技研の遺伝子解析サービス「環境DNA網羅的解析」を利用し、陸上植物gPlantと底生生物gBenthosの解析を行った。調査は2024年8月および2025年8月に実施し、過去の採集記録と合わせて検討した。その結果、底生生物は計64種、陸上植物は計69種が確認され、過去の採集記録にないものも多く含まれていた。これまで目視や採集では確認されていなかった種が確認されたことは意義深い。一方で、科・属レベルにとどまる同定や、藻類や細菌類が同定リストに混在していたこと、データベースに登録のない種が別の種として同定されたと思われたこと、毎回の採集では確認される種が出なかったことなど、環境DNA調査による限界も明らかとなった。メダカの遺伝的系統は南方系統B27型のミナミメダカと一致し、交雑を示す痕跡は認められず遺伝的純度の高い個体群であると判明した。調査結果は日本生態学会や動物学会関東支部大会の高校生ポスター発表の形で公表した。 |
| 公表論文 |
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