研究助成

2024年度 高等学校理科教育振興助成

アクアポニックスを利用した木場潟生態系の再現

研究題目 アクアポニックスを利用した木場潟生態系の再現
年度/助成プログラム 2024年度 高等学校理科教育振興助成
所属 小松大谷高等学校
氏名 渡邉 実恵
キーワード 木場潟生態系の再現 / アクアポニックス水槽 / 地元ボランティアとの連携 / 生態系保全活動 / 部活動と授業への活用
研究結果概要 学校内に木場潟の生態系を模した大型水槽を設置し、その水槽を教材として活用することで、こどもたちは身近な環境を保全することの重要性を実感的に学ぶことができた。生物班の生徒を中心に水槽の維持・管理を行うだけでなく、地元ボランティアや地元の小学生と協同して保全活動に取り組むことで、自然環境の維持には継続的な取り組みが不可欠であること、またCODやpHといった科学的指標に基づく客観的な視点が重要であることを理解させることができた。さらに、大型水槽の上部にはアクアポニックス装置を設置し、野菜の栽培を行うことで、持続可能な循環型食料生産システムに触れる機会とした。これら一連の活動を通して、生徒たちは多角的な視点から自ら疑問や課題を見いだし、科学的な手法を用いて解決に向けて主体的に行動する力を身につけることができた。また、地元小松市に住む人々の生活を支え続けている木場潟をより一層大切に思う気持ちを育てることができた。
公表論文