研究助成
2024年度 研究助成対象者
医学系研究助成がん領域（基礎）
| 氏名 | 所属機関 | 職位 | 研究題目 |
|---|---|---|---|
| 網代 将彦 | 国立がん研究センター 研究所・がんRNA研究分野 | 主任研究員 | 全長トランスクリプトーム解析による膀胱がん構造多型関連因子の解析 |
| 安藤 俊範 | 広島大学病院 口腔検査センター | 助教 | 頭頸部扁平上皮癌におけるALPK2の転写制御および増殖促進機構の解明 |
| 飯田 雄一 | 島根大学 医学部医学科免疫学 | 助教 | 新規がん免疫療法における抗腫瘍メカニズムの解明およびエフェクター細胞の同定 |
| 池田 翔 | 秋田大学 大学院医学系研究科 血液・腎臓・膠原病内科学講座 | 講師 | 1q21増幅を有するハイリスク多発性骨髄腫に対するクルクミンアナログを用いた低酸素応答経路HIF1B-HK2軸阻害による新規治療戦略 |
| 板橋 耕太 | 国立がん研究センター 先端医療開発センター免疫トランスレーショナルリサーチ分野 | 研究員 | 早期分化型制御性T細胞を標的とした免疫治療開発 |
| 植野 さやか | 藤田医科大学 医学部 先端ゲノム医療科 | 講師 | 合成致死メカニズムを応用した子宮体がん新規治療の開発ー妊孕性温存とがん治療の両立を目指してー |
| 大森 裕文 | 九州がんセンター 頭頸科 | 医師 | 頭頸部癌のリンパ節転移における被膜外浸潤のメカニズムおよび微小環境解析 |
| 沖田 結花里 | 筑波大学 医学医療系 実験病理学 | 助教 | がん幹細胞特異的なタンパク質間相互作用に着目したがん幹細胞性誘導機構の解明 |
| 押 正徳 | 横浜市立大学 附属病院 消化器腫瘍外科学 | 助教 | 抗腫瘍免疫細胞を引き寄せ活性化をきたすmiR150遺伝子を用いた創薬開発に向けた研究 |
| 金谷 信彦 | 岡山大学病院 消化管外科 | 医員 | 大腸癌肝転移に対する微小環境編集用間葉系幹細胞による新規デリバリーシステムの構築 |
| 北野 雄希 | 熊本大学病院 消化器外科 | 特任助教 | 肝細胞癌におけるGREM1（Gremlin 1）の上皮間葉転換における機能的役割の解明と薬物治療標的としての有用性の検討 |
| 坂本 祥駿 | 国立がん研究センター 研究所 ゲノム解析基盤開発分野 | 研究員 | ナノポアシークエンサーによるがんゲノム中のDNA付加体同定手法の開発 |
| 謝 琳 | 量子科学技術研究開発機構 量子生命・医学部門 量子医科学研究所 先進核医学基盤研究部 標識技術・プローブ開発グループ | 主任研究員 | uPARを起点とする加齢性疾患のラジオセラノスティクスの開発 |
| 章 白浩 | 理化学研究所 IMS 粘膜免疫研究チーム | 上級研究員 | セロトニンはセロトニル化を介して腫瘍関連マクロファージの機能を制御する |
| 高山 靖規 | 昭和大学 医学部 生理学講座・生体制御学部門 | 講師 | イオン動態制御による大腸癌殺滅メカニズムの解明 |
| 竹内 千尋 | 東京大学 医学部附属病院 消化器内科 | 特任臨床医 | 腸上皮化生特異的なクロマチン構造異常を標的とした胃癌治療および予防法の確立 |
| 中島 正夫 | 山口大学 大学院医学系研究科 消化器・腫瘍外科学 | 診療助教 | 肝細胞癌の腫瘍免疫原性向上を通じた免疫チェックポイント阻害剤治療限界の克服 |
| NOMURA ANEELA | 理化学研究所 生命医科学研究センター（IMS） 免疫記憶研究チーム | 研究員 | Runx3変異体を用いた疲弊耐性型CAR-T細胞療法の開発 |
| 野村 昌志 | 東京大学 医学部 脳神経外科 | 助教 | Single-nucleus RNA-sequencingを用いた膠芽腫エコシステムの空間的理解 |
| 羽澤 勝治 | 金沢大学 新学術創成研究機構 セルバイオノミクスユニット | 准教授 | 細胞核老化誘導によるがん治療法の開発 |
| 藩 龍馬 | 横浜市立大学 大学院医学研究科 免疫学教室 | 講師 | 腫瘍関連マクロファージ関連遺伝子に注目した2型子宮体癌の創薬ターゲットの確立 |
| 比嘉 那優大 | 鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科 脳神経外科 | 助教 | 空間的プロテオミクス解析を用いた膠芽腫における意義不明変異の機能解析 |
| 日野原 邦彦 | 名古屋大学 大学院医学系研究科 5D細胞ダイナミクス研究センター | 特任准教授 | がんの悪性進展を司るエピゲノム因子の機能性ドメインスクリーニング |
| 平下 有香 | 大分大学 医学部 消化器内科学講座 | 特任助教 | タンパク質メチル化修飾に基づく胃粘膜化生上皮発生や発癌メカニズムの解明 |
| 深谷 知宏 | 宮崎大学 医学部医学科 感染症学講座 免疫学分野 | 助教 | 形質細胞様樹状細胞の機能抑制分子を標的とするがん免疫治療戦略の開発 |
| 藤原 智洋 | 岡山大学 学術研究院 医歯薬学域 整形外科 | 講師 | 空間マルチオミクス解析による難治性肉腫の腫瘍内不均一性の分子病態理解と新規治療法の開発 |
| 札場 博貴 | 大分大学 医学部脳神経外科学講座 | 助教 | 腫瘍溶解性ウイルス療法とDNA損傷応答阻害療法による悪性髄膜腫の新規治療開発 |
| 向井 智美 | 愛知県がんセンター 研究所 分子腫瘍学分野 | 研究員 | 核膜孔複合体構成因子の翻訳後修飾異常による腫瘍進展機構の解明 |
| 牟田 優 | 京都大学 大学院医学研究科消化器内科 | 特定助教 | 効率的な細胞内タンパク質の分解誘導を通じた新規大腸癌治療戦略の探索 |
| 村岡 大輔 | 愛知県がんセンター 腫瘍免疫制御TR分野 | ユニット長 | ヘテロ性腫瘍において標的抗原欠損バリアントをも直接殺傷する細胞輸注療法の開発 |
| 山﨑 昌哉 | がん研究会 がん研究所 発がん研究部 | 博士研究員 | 受容体チロシンキナーゼROR1高発現tumor-initiating cellsを基軸とした腫瘍微小環境が惹起するがん再燃機序の解明 |
| 結城 加奈子 | 東京薬科大学 生命科学部生命医科学科 腫瘍医科学研究室 | 助教 | 三次元培養による線維化をともなうMDSマウス骨髄微小環境の再現とその解析 |
| 横溝 貴子 | 東京大学 医科学研究所 幹細胞治療研究センター・幹細胞分子医学分野 | 特任助教 | 感染記憶造血幹細胞の加齢依存的な再活性化による腫瘍化機構の解明 |
| 吉田 遼平 | 旭川医科大学病院 内科学講座 呼吸器・脳神経内科学分野 | 客員助教 | KRAS肺がんにおける治療標的分子の同定と免疫療法耐性機構の克服 |
| 芳野 聖子 | 名古屋大学 大学院医学系研究科 附属神経疾患・腫瘍分子医学研究センター 分子腫瘍学 | 助教 | 染色体外環状DNA陽性がんにおける新規生存必須遺伝子の機能解明 |
| 吉本 尚平 | 福岡歯科大学 生体構造学講座 病態構造学分野 | 講師 | 顎骨内悪性腫瘍の骨吸収・結合組織破壊に対する制御法の検討 |
医学系研究助成がん領域（臨床）
| 氏名 | 所属機関 | 職位 | 研究題目 |
|---|---|---|---|
| 池田 真也 | 滋賀医科大学 薬理学講座 | 特定助教 | がん遺伝子パネル検査情報を用いたがん関連血栓症リスク遺伝子の同定と血栓形成メカニズムの解明 |
| 一政 克朗 | 昭和大学 横浜市北部病院 消化器センター | 講師 | 人工知能支援下デジタルパソロジーによる、StageⅡ大腸癌再発リスク予測モデルの開発 |
| 井戸 健太郎 | 大阪公立大学 大学院医学研究科 臨床検査・医療情報医学（血液腫瘍制御学 兼任） | 病院講師 | 難治性血液悪性腫瘍に対する同種造血幹細胞移植におけるイムノペプチドームに基づいた組織適合性の新展開 |
| 稲田 浩気 | 熊本大学 大学院生命科学研究部 消化器内科学 | 特任助教 | 空間的遺伝子発現解析の手法を用いた、肝内胆管癌に対する免疫チェックポイント阻害剤の効果予測因子の解明 |
| 井上 彬 | 大阪急性期・総合医療センター 消化器外科 | 副部長 | 大腸癌の肝転移に対する根治切除後のリキッドバイオプシーを用いた新規診断法の臨床開発 |
| 尾池 貴洋 | 群馬大学 重粒子線医学推進機構重粒子線医学研究センター | 講師 | 超解像蛍光顕微鏡と医学物理シミュレーションを組み合わせた重粒子線治療の抗腫瘍効果予測モデルの確立・臨床実装・概念実証 |
| 大谷 理浩 | 岡山大学病院 脳神経外科 | 助教 | マルチオミクス解析を用いた膠芽腫微小環境の解明と、新規免疫療法の開発 |
| 岡村 亮輔 | 京都大学 医学部附属病院 消化管外科 | 助教 | 閉塞性大腸癌に対するステント留置後の術前化学療法を用いた新規治療戦略の開発：多施設共同前向き臨床試験 |
| 河口 浩介 | 三重大学 医学部附属病院 乳腺センター | 教授 | 乳がん患者の腸内細菌叢と免疫プロファイルの相互作用に基づく治療戦略の開発 |
| 河野 まひる | 大阪大学 大学院医学系研究科 産科学婦人科学 | 助教 | 癌関連血栓症における好中球細胞外トラップの役割 |
| 顧 文超 | 筑波大学 医学医療系 放射線診断IVR | 博士研究員 | 深層学習とRadiomicsを用いた医用画像解析による手術後非機能性膵臓神経内分泌腫瘍肝臓転移予測法の開発 |
| 小池 優平 | 関西医科大学 放射線科学講座 | 助教 | 人工知能によるDelta radiomics特徴量に基づいた新規バイオマーカーの開発：非小細胞肺癌における免疫療法効果予測 |
| 小林 美恵 | 国立病院機構 呉医療センター 乳腺外科・臨床研究部 | 医師・研究員 | シングルセルに基づくCDK4/6阻害薬耐性メカニズム解明と乳癌個別化医療開発 |
| 小山 大輔 | 福島県立医科大学 血液内科学講座 | 講師 | 骨髄増殖性腫瘍におけるSH2B3変異が寄与する骨髄線維化進展機序の解明と新規治療戦略の開発 |
| 軸屋 良介 | 横浜市立大学 大学院医学研究科 泌尿器科学 | 助教 | 腎癌の組織型横断的な比較に基づく最適な薬物療法選択の基盤構築研究 |
| 島田 慎吾 | 旭川医科大学 外科学講座 肝胆膵・移植外科学分野 | 助教 | 肝細胞癌肝切除におけるがん抑制と肝再生促進を同時に目指した革新的治療法の探索 |
| 杉野 友亮 | 三重大学 大学院医学系研究科 腎泌尿器外科 | 医員 | 筋層浸潤性膀胱癌の術前化学療法の効果予測を目指したゼブラフィッシュ異種移植モデルを用いた薬効評価についての多機関共同前向き研究 |
| 鈴木 孝典 | 名古屋市立大学 大学院医学研究科 消化器・代謝内科学 | 病院助教 | 切除不能肝細胞癌に対するがん免疫療法の治療効果・不応性を予測するバイオマーカー探索 |
| 住吉 崇幸 | 京都大学 医学研究科 泌尿器科学講座 | 助教 | 血漿循環腫瘍DNAを用いた分子生物学的解析による転移性前立腺癌のプレシジョン医療の実現 |
| 竹安 優貴 | 関西医科大学 呼吸器腫瘍内科学講座 | 助教 | 進行期固形がんにおける免疫関連有害事象の新規治療戦略の開発 |
| 谷合 智彦 | 東京慈恵会医科大学 外科学講座肝胆膵外科 | 助教 | 高悪性度肝細胞癌の癌免疫微小環境の分子生物学的解明と革新的治療法開発 |
| 玉城 啓太 | 琉球大学 大学院医学研究科 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座（第二内科） | 客員研究員 | 白血病細胞のミトコンドリアに高発現するナトリウム・グルコース共輸送体2の機能に着目した新規白血病治療法の開発 |
| 辻本 信一 | 横浜市立大学 医学部医科学研究科 発生成育小児医療学教室 | 助教 | 小児AML, myelodysplasia related及びAML, not otherwise specifiedにおけるゲノム異常・エピゲノム異常の統合解析による病態解明と予後予測モデルの構築 |
| 中川 拓也 | 千葉大学 健康疾患オミクスセンター | 特任講師 | Extrachromosomal DNAのエピゲノム異常に着目したウイルス関連癌における発癌分子機構の解明と新規治療標的の探索 |
| 錦見 恭子 | 千葉大学 医学部附属病院 婦人科 | 助教 | 卵巣明細胞癌におけるテロメラーゼ逆転写酵素プロモーター変異の意義 |
| 野島 聡 | 大阪大学 大学院医学系研究科・病態病理学 | 准教授 | 間質性肺炎を母地に発生した扁平上皮癌の多様性の解析 |
| 土師 正二郎 | 九州大学 大学院医学研究院 病態制御内科学分野 | 助教 | 単一細胞・空間オミクス解析を用いた多発性骨髄腫細胞・微小環境における治療耐性機構の包括的な解明と治療標的の同定 |
| 藤倉 航平 | 神戸大学 医学部附属病院病理診断科 | 医学研究員 | Cas9/CRISPRスクリーニングによるCirculating tumor cellsの病態解明 |
| 藤本 健二 | 熊本大学 病院 脳神経外科 | 医員 | 次世代培養技術を用いた小児脳腫瘍モデルの確立および新規治療標的の探索 |
| 藤原 奈津美 | 徳島大学 大学院医歯薬学研究部 口腔保健医療管理学分野 | 教授 | Fusobacterium nucleatumの増殖・凝集を促進する口腔癌分泌タンパク質の同定とその分泌タンパク質を標的とした治療戦略 |
医学系研究継続助成がん領域（基礎）
| 氏名 | 所属機関 | 職位 | 研究題目 |
|---|---|---|---|
| 浅田 健 | 理化学研究所 革新知能統合研究センター がん探索医療研究チーム | 上級研究員 | 日本人肺がん症例における特異的プロモーター活性によるアイソフォーム発現と臨床的意義解明 |
| 植田 航希 | 福島県立医科大学 輸血・移植免疫学講座 | 講師 | 単細胞クローン追跡による、前白血病病変から急性白血病への進展機序の解明と進展を予防する治療の開発 |
| 内原 脩貴 | 慶應義塾大学 薬学部・分子腫瘍薬学講座 | 助教 | DNA損傷により惹起される5'非翻訳領域由来の翻訳産物を介したネオアンチゲン産生経路の解明 |
| 齋藤 敦 | 広島大学 大学院医系科学研究科 分子細胞情報学 | 准教授 | エピゲノム編集技術による膠芽腫の治療法と診断法の開発 |
| 星居 孝之 | 千葉大学 大学院医学研究院分子腫瘍学 | 准教授 | ヒストン制御酵素間ネットワークを介したがん進展制御機構の解明 |
医学系研究継続助成がん領域（臨床）
| 氏名 | 所属機関 | 職位 | 研究題目 |
|---|---|---|---|
| 青木 一成 | 京都大学 医生物学研究所 幹細胞遺伝学 | 助教 | CXCL12-CXCR4軸による多発性骨髄腫細胞制御に必須の細胞内分子の網羅的探索とin vivo機能解析 |
| 笠島 裕明 | 大阪公立大学 大学院医学研究科 消化器外科 | 病院講師 | 抗原提示性癌関連線維芽細胞が腫瘍免疫に及ぼす影響の解析と大腸癌免疫治療への応用 |
| 加藤 侑希 | 日本大学 医学部 生体構造医学分野 | 助教 | 婦人科癌の早期診断を可能にする脂質代謝バイオマーカーの開発 |
| 松田 諭 | 慶應義塾大学 医学部 外科学（一般・消化器） | 助教 | 食道癌における宿主と腫瘍の双方向評価による腫瘍モニタリングシステム確立と炎症凝固異常のメカニズム解明を介した新規治療開発 |
| 渡辺 隆太 | 愛媛大学 大学院医学系研究科 泌尿器科 | 助教 | Intraductal carcinoma of the prostate（IDCP）の病理学的特徴を持つ前立腺癌組織における遺伝子変異解析とプレシジョンメディスンへの応用 |
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