研究助成

2024年度 研究助成対象者

ライフサイエンス研究助成

氏名 所属機関 職位 研究題目 結果報告
浅岡 真理子 神奈川大学 特別助教 植物の形態形成過程でみられる細胞死の研究
安部 健太郎 東北大学 教授 生体内転写因子活性のハイスループット測定技術の確立
雨宮 誠一朗 理化学研究所 研究員 エピソード的シミュレーションを規定する神経基盤の解明
井木 太一郎 大阪大学 准教授 タンパク質をコードするゲノムの情報を非コード化させる現象の解明
伊藤 将 大阪大学 助教 卵細胞の品質管理機構の解明と加齢・疾患により低下する妊娠能力の回復への応用
岩田 哲郎 東京工業大学 助教 雌特異的な胎生致死を示すマウスの原因解明とそのメカニズム
上地 浩之 東北大学 助教 細胞膜上タンパク質相分離による生体内細胞接着形成機序
植松 朗 産業技術総合研究所 主任研究員 危険と安全を見極める脳内メカニズム―予測誤差の新規機能解明―
氏原 嘉洋 名古屋工業大学 准教授 脊椎動物の進化に伴う心筋細胞核の力学特性の変遷:そのメカニズム、意義、および代償の包括的理解
金丸 佳織 東京理科大学 助教 リン脂質代謝酵素による細胞外小胞形成制御機構とその生物学的意義の解明
川澄 遼太郎 東京都立大学 特任助教 簡便なssDNAギャップ検出法の開発
木村 善一郎 呉工業高等専門学校 准教授 電気を食べる細菌「Sporomusa sphaeroides」の内在性Cas3システムによる高速・多機能ゲノム改変技術の確立
木矢 剛智 金沢大学 准教授 活動依存的遺伝子発現を利用した昆虫の生得的行動を規定する神経回路の同定と解析
小沼 剛 横浜市立大学 助教 ヒストンのクロトニル化を起因としたがん細胞増殖機構の解明
小松 哲郎 群馬大学 講師 乳酸がエネルギー代謝状態を脂肪細胞エピゲノムに書き込む分子機序の解明
佐藤 浩平 関西学院大学 准教授 超音波セラノスティクスの実現に向けた人工脂質分子の開発
佐藤 伸一 東北大学 助教 タンパク質凝集構造の網羅解析を可能にするケミカルプロテオミクス
清水 隆之 奈良女子大学 准教授 超硫黄分子を考慮したレドックス制御から生理機能を理解する
高田 啓 京都産業大学 研究員 マクロライド耐性付与因子の作用機序の解明
高橋 悠太 熊本大学 特定研究員 エピジェネティックな情報を介した生活習慣病発症感受性の世代間伝搬機構の解明
竹立 新人 福岡大学 助教 生細胞で局所的に生じるDNA修復反応の解析
千葉 杏子 東北大学 助教 単量体型キネシンにおける 2 量体化の一般性と意義
中村 乃理子 東京大学 助教 新たな分類に基づく、脳腸相関に寄与する細菌由来細胞外小胞の解析
野中 洋 京都大学 特定准教授 生きた動物脳内の分泌性プロテアーゼ活性を検出可能な手法の開発
服部 満 大阪大学 助教 生物発光での広視野追跡による細胞間コミュニケーションの機序解析
平井 隼人 東京大学 特任研究員 栄養飢餓により促進されるヘテロクロマチン形成を介したリボソーム遺伝子の転写抑制機構の解明
平川 有宇樹 学習院大学 助教 陸上植物の分裂組織における幹細胞動態制御機構の研究
福富 又三郎 北海道大学 助教 感覚情報処理における刺激の複数情報を同時に暗号化するしくみ
古川 亜矢子 京都大学 准教授 リンカーヒストンH1によるクロマチン凝集制御機構の解明
星名 直祐 早稲田大学 講師 高次脳機能を司る大脳皮質ネットワークの遺伝学的解剖
前田 義昌 筑波大学 准教授 硝酸同化経路をもたない黄金色藻ヒカリモの窒素源利用戦略の解明
宮内 栄治 群馬大学 准教授 母体炎症が引き起こす次世代の 1 型糖尿病感受性増加のメカニズム解析
村山 泰斗 国立遺伝学研究所 准教授 生化学的再構成で迫る高次染色体構造の形成機構と分子的基盤
両角 佑一 奈良先端科学技術大学院大学 助教 高温環境下における細胞増殖抑制メカニズムの解明
山口 新平 東邦大学 講師 ゲノムインプリンティングが行動に及ぼす影響の解明
山﨑 朋人 高知大学 准教授 microRNAによる葉緑体母性遺伝の制御を捉える
山田 真太郎 京都大学 特任講師 女性ホルモンとゲノム修復遺伝子異常に着目した早期乳癌の解析
山田 千早 明治大学 専任講師 離乳期に主要な酪酸生成腸内細菌におけるヒトミルクオリゴ糖分解酵素の分子メカニズムとヒト健康への寄与
LU YONGGANG 大阪大学 特任准教授 DNAイベントレコーディングによる精子形成メカニスムの解明
六本木 麗子 群馬大学 助教 特異的ユビキチン化による新しい記憶制御機序の解明:新規認知症治療薬の開発を目指して
渡邊 康紀 山形大学 准教授 オートファゴソーム内膜特異的分解機構の解明
VAVRICKA CHRISTOPHER 東京農工大学 テニュアトラック准教授  機械学習に基づく抗がん性インドールとしてのプロドラッグによる治療と検出のための酵素の選択と設計

ライフサイエンス研究継続助成

氏名 所属機関 職位 研究題目 結果報告
有村 奈利子 東北大学 准教授 同種の細胞同士の接着を忌避する「自己交差忌避」の分子機構の解明
太田 茜 甲南大学 特任研究講師 (4月より特任研究准教授) 1細胞内の複数種の温度受容体による温度耐性制御の分子生理機構
川﨑 俊輔 京都大学 特定研究員 次世代RNA医薬を指向した生体分子応答性mRNAの創出
中川 直樹 国立遺伝学研究所 助教 大脳皮質神経細胞の樹状突起精緻化を駆動する細胞内メカニズム
平池 勇雄 東京大学 助教 「エネルギー消費の促進」に基づく生活習慣病の精密医療を目指したゲノム-エピゲノム連関と遺伝子環境相互作用の研究